日々生活していると、ちょっとしたことに反応してイライラしてしまうことがありませんか?
- 体調がすぐれないとき
- 家族のサポートばかりで疲れてしまったとき
- 朝から言い合いをして嫌な気分になってしまったとき
- 目の前のやることに追われて気持ちが焦っているとき
焦りや疲れや不安をつい相手にぶつけてしまって、余計に気分が重くなってしまうことってありますよね。
それは、心や体からの疲れやストレスのサイン。
自己肯定感が下がってきているのかもしれません。
そんなときはまず深呼吸をして、心と体を整えることに時間を使いましょう。
心地よさを感じることや、リラックスして素に戻れる時間や場所は、誰にとっても必要です。
自分が心地よくなれる方法を知っていると、心が疲れた時や落ち着かない気分のときにも、すーっと心を整えることができます。
何度も実践しながら効果を感じている方法です。
よろしければ参考にしてみてくださいね。
疲れている自分に気づく
たいしたことじゃないのに怒ってしまった
気持ちばかり焦ってなんだか落ち着かない
忙しすぎて心に余裕がもてない
家族や他人に優しくなれない
いつもは言わないようなキツイひとことを言ってしまった
このようなとき、あなたはどんな気持ちになりますか?
自分の器の小ささを感じて嫌になったり、常に何かに追い立てられているように感じたり、自己嫌悪に陥ることもあるのではないでしょうか。
それはあなたが一生懸命がんばっている証拠です。
まずは「私、疲れてるんだな」「ストレスが溜まっているのかも」と気づいて、疲れている自分を認めてあげてくださいね。
言ってしまった、してしまったことに反省はしても、自分を責める必要はないのです。
人に優しくするように自分にも優しくしてあげる
もし、あなたの大切な人の元気がなかったら、なんて声をかけるでしょうか。
- 大丈夫?少し休んだら?
- いつも忙しいから疲れてるのかもね。今日はゆっくりしてね
そんなふうに労いの言葉をかけたりしませんか?
でも、人には言えるのに自分には言えない。
疲れやストレスを溜めているのに叱咤激励したり、休むことに罪悪感を感じる人も結構多いようです。
以前の私もそうでしたが、そのような状態ではうまくいくものもうまくいかなくなってしまいますよね。
今は、現状を認めて休むことを自分に許可してあげることが大切だと思っています。
- 私、すごくがんばってるよね
- だから疲れちゃったんだね
- 今日は好きなことをしてゆっくり休んでいいよ
- 罪悪感なんて感じなくていいんだよ
そうやって自分にも優しく声をかけてあげてください。
心の中で話しかけるだけで大丈夫です。
最初は「そうは言ってもなんとなく罪悪感を感じちゃうんだよね」と思うかもしれませんが、
自分に「いいんだよ」と許可を出す練習だと思って、その都度やってみてください。
くり返し声をかけていると、脳が「休んでもいいんだ」と思うようになって、「休んでもいい私」として認識されます。
脳は、何度もくりかえし入ってくる情報を大切な情報だと認識するので、そのような脳の特性を上手に使っていきましょう。
自分だけの心地よさを見つけよう
忙しい毎日を過ごしていると、気づけば「あれをやらねば」「こうするべき」と、「ねば、べき」が増えていきます。
矢印にたとえてみると、自分の矢印が一斉に外に向いているような状態です。
色々な出来事に気を取られて疲れてしまうし、他人の言動にもストレスを感じやすくなります。
疲れや不安があるときは「ねば、べき」思考は一旦横において、外に向いてる矢印をぐっと自分に向けてみてください。
私はどんなときに幸せを感じるのか
どんな場所にいると心が安らぐのか
誰といると笑顔になれるのか
自分に興味をもってみると、心の中にある様々な気持ちに気づきます。
そこから、あなたらしくいられるためのヒントが見えてくると思いますので、実際に色々と試してみてくださいね。
やってみたら気分がスッキリした、体がラクになった、幸せを感じたなど
心地よく過ごせた方法があったら、ノートやスマホのメモに書いておくのがおすすめです。
疲れたときのリセットリスト
体の調子や心の状態によって、求めるものはその時々で変わってくると思います。
そんなときのために、私はリセットリストを作っています。
私のリストの一部をご紹介しますので、よかったら参考にしてみてください。
- お昼寝する
- 美味しいものを食べる
- 部屋に花を飾る
- 好きな友達に会う
- 雑貨屋さんに行く
- ちょっと遠くまでドライブ
- 自然の中や神社に行く
- ゆっくり本を読む
- 好きな音楽を聴く
- 趣味に没頭する
- 野菜をたくさん食べる
- 軽い運動をする
- 静かな場所で過ごす
- SNSを見ない
- 子どもを抱きしめる
意外と簡単にできることばかりですよね。
つらいときはワークをやったりもしますが、大体はこのような対処法でリセットできるようになりました。
ポイントは、決めたら余計なことは考えずにしっかり楽しんだり味わったりすることです。
家でダラダラしたいなら「時間がもったいない」とか「何かやらなきゃ」と思わないで、
「今日は思いっきりダラダラする!」と決めて休みましょう。
自分で決めて実行できたという体験が、自己肯定感を上向きにしてくれます。
脳と心を整えてエネルギーチャージ!
セルフケアができるようになると心や体の負担が減ってきます。
人や自然や心地よい環境で心を整えて、いいエネルギーをどんどんチャージしていきましょう。
少しずつ気分が変わっていくのが実感できると思います。
また、ものづくりなど何かに没頭する作業には大きな心理作用があると言われています。
普段外の世界に合わせて生きている私たちは、いい人でいようとかこうしなきゃとか、
相反する意見も受け入れて生活していますよね。
でも理性ばかりを使っていると、大脳辺縁系(本能脳)と脳幹と呼ばれる生命活動を維持している部分に、
大脳新皮質(理性脳)からの圧がかかります。
そうなると自律神経の乱れ、食欲不振、眠れない、イライラなどが起こってきます。
何かを作る作業で、夢中になったりわくわくした気持ちや達成感を感じると、
ドーパミンやオキシトシンが分泌されて、気持ちが解放されるんですね。
そのため、交感神経と副交感神経のバランスも整います。
ストレスやイライラ解消効果があり、楽しみながら脳と心を整えられるものづくり。
理性ばかり使っているなと感じたときは、ぜひ上手に取り入れてみてくださいね。
笑顔でご機嫌な自分に
できれば毎日を元気に、笑顔で過ごしたいですよね。
感情が安定している人は、疲れやストレスを感じたときの自分なりの対処法を知っています。
何か嫌なことがあったとき、「あの人がイヤな言い方をしたから」とか「あの人のせいで」とか、思っていませんか?
負の感情は、外に出して発散しているようで、じつは自分自身もじわじわと攻撃しています。
自分の機嫌は自分でとる。
疲れたときにさっとできる対処法を用意して、笑顔でご機嫌な自分で過ごしていきたいですね。
あなたの何かしらの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
P.S.
感情コントロールについて、こちらの記事でも書いています。
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