自己肯定感 PR

子どもの自己肯定感が低いと感じた時に親ができること

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子ども
子ども
自分に自信がもてない。
人の目を気にしすぎてしまう。
すぐに自分には無理って思っちゃう。

そんな子どもの姿を見て、

お母さん
お母さん
うちの子自己肯定感が低いのかも・・・

と思ったことはありませんか?

私も同じように思ったことがあります。

でも、今からでも子どもの自己肯定感を高めていける方法があったとしたら、子どもがイキイキと輝けるためのヒントになるかもしれない。

そう思って、今日はカウンセラーのマナブ先生とお話ししてみました。

お付き合いくださいませ。

そもそも自己肯定感って何だろう?

私
マナブ先生、こんにちは。
今日は自己肯定感について教えていただきたいんです。
マナブ先生
マナブ先生
こんにちは。
自己肯定感はとても大事なものだね。何か気になることでも?
私
はい。うちの子、友達に言いたいことが言えなかったり、何かやる前からすぐに無理って言ったりするんですよね。
マナブ先生
マナブ先生
うんうん。
私
それで、もしかしたら自己肯定感が低いのかもって思って。
でも、そもそも自己肯定感ってどんなものなんですか?
マナブ先生
マナブ先生
自己肯定感というのは、自分で自分のことを価値ある存在として受け入れられることなんだよ。
私
価値ある存在として?
マナブ先生
マナブ先生
そう。
いいところもダメなところも含めて自分は自分でいいんだ、ありのままの自分には価値があるんだと思える感覚のこと。
自分で自分にYESと言える状態と言う人もいるね。
私
いいところだけではなくダメなところも含めて自分でいい、と思えることなんですね。
マナブ先生
マナブ先生
そうだね。
だから自己肯定感を育むことは生きていくための心の土台安心感を育むことだとも言える。
私
自己肯定感が低いとどうなっちゃうんでしょう?
マナブ先生
マナブ先生
自己肯定感が低い状態が続くと、ちょっとしたことで落ち込んで気分が沈みがちになったり、行動が消極的になってしまったり、自分に起こる出来事を否定的にネガティブに捉えるようになってしまうんだ。
私
はい。
マナブ先生
マナブ先生
ネガティブ思考が続くと失敗することが恐くなるし、こんな自分はダメだとますます自己肯定感を低くしてしまうこともあるよ。
私
あの、先生。子どもの自己肯定感を育むために、今からできることってありますか?
マナブ先生
マナブ先生
もちろんあるよ。
自己肯定感はいつからでも高めていけるからね。
私
そうなんですね!良かった!

自己肯定感は親子間で連鎖する

マナブ先生
マナブ先生
ところで、あなた自身はどうかな?
自己肯定感が安定していると思えているかな?
私
え、私ですか?
マナブ先生
マナブ先生
うん。お母さんはどう?
私
さっき先生の話を聞いていて、私って自己肯定感が低かったんだなって思いました。
マナブ先生
マナブ先生
そうなんだね。
実は、自己肯定感は世代間や親子間で連鎖すると言われている。
お母さんの自己肯定感が低いとお子さんも低くなりやすいんだよ。
私
えっ?そうなんですか?
マナブ先生
マナブ先生
子どもは親の姿を見て真似て育っていくと言われるけれど、たとえば何かうまくいかないことがあったとき、親がネガティブなことばかり言って自分や相手を責めていたら子どもはどうなると思う?
私
うーん、親と同じようになってしまうかもしれないですね。
マナブ先生
マナブ先生
そうだね。
親が教えなくても無意識のうちにこういうときはこうすればいいんだと学んでしまう。
私
はい。
マナブ先生
マナブ先生
そうやって親の自己肯定感の低さもいつの間にか学んでしまうんだね。
私
そうなんですねぇ。
私が低いから子どもも低くなっちゃったのかも。
マナブ先生
マナブ先生
お母さんのお母さんも低かったのかもしれないし、誰が悪いわけでもないんだよ。低いと気づいたなら、これから高めていくことを考えてみよう。
私
はい!
マナブ先生
マナブ先生
お子さんだけではなく、親子で高めていけるといいね。
私
親子で?私でも今から高めることができるんですか?

まずは親の自己肯定感を育もう

マナブ先生
マナブ先生
いつからだって大丈夫。
お母さん自身の自己肯定感が高まれば、自然と子どもの自己肯定感も高まっていくからね。
私
親の姿を見て学んでいくということですね。
マナブ先生
マナブ先生
その通り。親にできることはたくさんあるよ。
私
分かりました。
具体的にはどうしたらいいんでしょうか?
マナブ先生
マナブ先生
そうだね、まずは普段使っている言葉から変えてみよう。
できるだけ否定語は使わずに肯定語の声かけを意識してみて。
私
肯定語の声かけ?
マナブ先生
マナブ先生
たとえば学校のテストで60点を取って帰ってきたとき、
「60点しか取れなかったの?」と声をかけるのと「前回のテストより取れたね!」と声をかけるのでは、どっちの方が次はがんばろうと思えるかな?
私
前回のテストより取れたね!と言ってもらえた方が、次もがんばろうって思えますね。
マナブ先生
マナブ先生
うん。そういう声かけのことを肯定語と言うんだよ。どんなことに対しても常に否定的な側面を見るのではなく肯定的な側面を見て声をかけてあげるといいよ。
私
はい。これからは肯定語を意識してみます。
マナブ先生
マナブ先生
普段から発している言葉を否定語から肯定語に変えていくと、あなたも子どももその周りの人もポジティブな気持ちになって、それだけでも自己肯定感は高まってくるからね。
私
ポジティブな気持ちが伝わるんですね!

子どもの自己肯定感を高めるためにできること

マナブ先生
マナブ先生
それから、もうひとつ。
私
はい。
マナブ先生
マナブ先生
子どもの自己肯定感が下がっているなと思ったら、五感を感じられることをしてあげてほしいんだ。
私
五感ですか?
マナブ先生
マナブ先生
部屋のカーテンを子どもの好きな色に変えるとか、好きな音楽を一緒に聞くとか、好きな香りのアロマをたくのもいいね。
私
なるほど~。
マナブ先生
マナブ先生
一番おすすめなのは子どもの好きなメニューを作ってあげることかな。
私
好きなメニュー。
カレーとかそういうのですか?
マナブ先生
マナブ先生
そうそう。
今日は何が食べたい?って聞いて好きなご飯を作ってあげるといいよ。
私
それで自己肯定感があがるんですか?
マナブ先生
マナブ先生
とてもいい効果があると思うよ。
自分の食べたいと言ったものをお母さんが作ってくれた。今度はこれが食べたいと言ったらまた作ってくれた。
子どもにとってはそういうことが嬉しかったりするんだね。
私
確かに、嬉しいですよね。
マナブ先生
マナブ先生
あぁ、僕は愛されているなって感じるようになってくるよ。

マナブ先生に教えてもらって、私は家族に何が食べたいか聞くようになりました。

今日はお姉ちゃんの好きなもの。

明日は弟の好きなもの。

その次はお父さんの好きなもの。

自分のできる範囲で、

  • 唐揚げ
  • 春巻き
  • えびグラタン
  • オムライス
  • 野菜炒め

など、作って食卓に並べるようになると

娘
ん~、おいしい!唐揚げ大好き。
作ってくれてありがとう。
息子
息子
今日は僕の好きなグラタン!
ママありがとう!

子どもたちがとても喜んで嬉しそうに食べてくれます。

それを見て私も嬉しくなり、

私
全部食べてくれたね。ありがとう。

家族の中に少しずつありがとう笑顔が増えていきました。

そんなことを続けていたある日、大好きなカツ丼を食べたあとに息子がキッチンに来て言いました。

息子
息子
ママがちょっとがんばってくれただけでさ、すっっごい幸せになったよ!ありがとう!

そんな子どもの笑顔を見ていると、毎日の小さなことから自己肯定感は育まれていくんだなということを感じます。

ご飯に限らず、その子が望む小さな希望を叶えてあげること。

そんな嬉しい気持ちの積み重ねで、子どもの心は大きく成長していくのですね。

まとめ

子どもの自己肯定感が低いと感じたときに親ができることについて、マナブ先生との会話形式でお伝えしてみましたがいかがでしたでしょうか?

子どもの自己肯定感を高めようとはよく言われますが、まずは子どもを育てている親自身の自己肯定感を高めることがとても大切なのですね。

お母さんだけではなく、子育てをする人が

  • 子どもの細かいところばかり見るか?
  • 大きな視点で見るか?

ということを意識するだけでも、子どもは変わってくるといいます。

自己肯定感の低さは無意識のうちに世代間、親子間で受け継ぎまた次の世代へ引き継いでしまうそうです。

けれど、それに今気づいたのなら自分の番で幸せの連鎖に変えていくことはできるのです。

親はいつまでも、子どもの側にいることはできません。

自分がいなくなった後もずっと子どもたちの心をしっかりと守ってくれる。

自己肯定感は、大切な子どもたちに親が残せるいちばんのプレゼントなのかもしれません。

あなたの何かしらの気づきになれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

P.S. 

肯定語の声かけや言葉の大切さについては、こちらの記事でも書いています。

合わせてご参考くださいね。

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