あなたは普段、本を読むことはありますか?
私は若い頃は全く本を読まなかったのですが、子育てや自分の生きづらさに悩む中で少しづつ本を手に取るようになりました。
今では本のない生活は考えられないほどです。
子育てに悩んだとき、心が辛くなったとき、挑戦してみたいことがあるとき、何かに興味が湧いたとき。
がんばり過ぎて疲れたなぁと思うときにも、本屋さんに行くと気持ちがリセットされて少し前向きになれるような気がします。
私にとって本屋さんで過ごす時間は、自分の心と向き合ったり心を整えたりする貴重な時間なのです。
今回は、そんな私のおすすめの過ごし方を紹介してみたいと思います。
よかったら参考にしてみてくださいね。
お気に入りの本屋さんを見つける
普段あまり本を読まない方も、ぜひいくつかの本屋さんに足を運んでみてください。
お店によって様々な工夫を凝らしていて、魅力的で楽しい本屋さんが今はたくさんあります!
品揃えもお店によって違いますし、店員さんの雰囲気が良かったりコーナー作りが素敵だったりと、行ってみると色々な発見があります。
本を読めるスペースがあちこちに用意されていて、カフェが併設されている本屋さんも増えてきましたよね。
何より私は、余計な雑音が入ってこない静かな空間がとても好きです。
お気に入りの本屋さんがいくつかあるので、気分によって行くお店を選んでいます。
自分がワクワクしたり居心地がいいと感じる本屋さんを探してみてくださいね。
本屋さんをおすすめする理由
本屋さんでゆっくりした時間を過ごすことは、私なりの心を整える方法のひとつです。
なぜ本屋さんがおすすめかというと、こんなにいいことがあるからなんです。
世の中のニーズや時代の流れが分かる
自分の世界は小さいことを知り視野が広がる
自分の好きや興味に出会える
今の自分が求めているものが分かる
思わぬ本との出会いがある
仕事のアイデアやヒントがたくさんある
本を書いている人のエネルギーが伝わってくるような感じがする
さらに、
心がざわざわしているときは静かな空間で自分に向き合える
カフェでコーヒーを飲みながらゆっくり本が読める
私独自の部分もあるかと思いますが、
世の中が分かる!
視野が広がる!
本との思わぬ出会いがある!
自分を知るためのきっかけがたくさんある!
ということなのです。
疲れているときや自分の時間を大切にしたいときにも心地よく過ごすことができ、
自分がこれから何をしたいのか、どうしたいのかが分からないときにもたくさんのヒントや気づきをくれます。
本屋さんから自分探しをしてみるのもいいかもしれませんね。
心のアンテナがキャッチするままに歩いてみる
私は本屋さんに行くと、様々なジャンルの本を眺めながら歩きます。
そして興味のままに、気になる本を手に取って目次を見てみます。
目次にざっと目を通して、これはちょっと求めているものと違うかな?と思ったら本を棚に戻し、次の本に。
なんでもかんでも見るのではなく、
- 表紙やタイトルにふっと心が動いた本
- なぜかすごく気になる本
- これ何だろう?と興味が湧いた本
を中心に、自分の心に素直に従いながら手に取ってみるのです。
自分の心が動くことを意識して選ぶことは、本当の自分を大切にしているということ。
大げさに思うかもしれませんが、本を選びながら「本当の自分(本音)を大切にする」という練習をしているのです。
私たちの脳は、自分にとって重要な情報を最優先に認識するという特徴があります。
逆に、存在していても意識していない情報は、脳が認識する必要はないと判断して入ってこないようになっています。
ということは、たくさん並んでいる本の中から心のアンテナがキャッチした本は、あなたにとって必要な情報だと言えませんか?
私は、これは!と思った本は、ひとまず頭の中の購入リストに入れておきます。
今本当に読みたいと思う本を選ぶ
本屋さんの中をぐるっと回っていると、何冊も読みたいと思う本に出会うことがあります。
その中から最終的に、この中で今一番読みたいと思う本はどれか?と自分に聞き、1冊か2冊購入しています。
読みたい本を全て購入してもいいのですが、厳選することで今の自分が本当に求めていることに気づけるような気がするのです。
けれど心が動く本がなかったら、それはそれでOK。
気分の落ち込みが強いときは、そもそも本を読む気になれないこともありますし、自分の中の迷いが大きいときはちょっとしたことでも決められなくなります。
そんなときは、「今の私はそういう状態なんだなぁ」とただ感じて受けとめてみてくださいね。
それはそれで自分を客観的に見るトレーニングになりますよ。
心が動かなくなった本は手放す
自分の心が動くことを意識して購入していると、少しずつ自分の好きなことや興味のある本が増えていきます。
好きを活かして仕事をしたいと思っていれば起業やビジネス関連の本が多くなるでしょうし、子育てに悩んでいるお母さんは子育てのヒントになるような本が多いかもしれません。
ときどき本棚を眺めてみると、自分というものがなんとなく見えてくるのです。
そのとき、「もう一回読みたいな」「常に手元に置いておきたいな」と思う本は、私にとってはまだ必要ということでそのまま大切に保管しておき、
「今の私にはもう必要ないかな」「本を見ても心が動かないな」と感じる本があれば、ありがとうございましたと感謝して手放すようにしています。
自分にとって不要なものを手放すとまた必要な新しいものが入ってきます。
その感覚を、私はとても大切にしています。
本は自分を知るための素晴らしいツール
今回、なぜこの記事を書いたかというと、先日本屋さんに行ったときに1冊の本に出会ったからです。
その本のタイトルにふと目が留まり目次を読んでみると、まさに私が子育てを通してずっと苦しんできたこと、そこから抜け出すためにしてきたことが書かれていました。
そして私が味わったような、負の世代間連鎖を子どもにつなぐのではなく、幸せの連鎖をつないでいきたいと願って活動していることを、改めて思い出したからです。
こんなふうに、心のアンテナはちゃんと必要なことをキャッチしてくれるようになっているのですね。
本屋さんに限らず、自分の心地いい場所で本音を優先する練習をしてみると、あなたが必要としていることに出会えるかもしれません。
「本音を大切にする練習」は、人に振り回されやすいと感じている人にもおすすめです。
ぜひ、自分が心地いいと感じる環境を探してみてくださいね。
あなたの何かしらの気づきになれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
P.S.
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