人の目を気にしすぎてしまう。
すぐに自分には無理って思っちゃう。
そんな子どもの姿を見て、
と思ったことはありませんか?
私も同じように思ったことがあります。
でも、今からでも子どもの自己肯定感を高めていける方法があったとしたら、子どもがイキイキと輝けるためのヒントになるかもしれない。
そう思って、今日はカウンセラーのマナブ先生とお話ししてみました。
お付き合いくださいませ。
そもそも自己肯定感って何だろう?
今日は自己肯定感について教えていただきたいんです。
自己肯定感はとても大事なものだね。何か気になることでも?
でも、そもそも自己肯定感ってどんなものなんですか?
いいところもダメなところも含めて自分は自分でいいんだ、ありのままの自分には価値があるんだと思える感覚のこと。
自分で自分にYESと言える状態と言う人もいるね。
だから自己肯定感を育むことは生きていくための心の土台や安心感を育むことだとも言える。
自己肯定感はいつからでも高めていけるからね。
自己肯定感は親子間で連鎖する
自己肯定感が安定していると思えているかな?
実は、自己肯定感は世代間や親子間で連鎖すると言われている。
お母さんの自己肯定感が低いとお子さんも低くなりやすいんだよ。
親が教えなくても無意識のうちにこういうときはこうすればいいんだと学んでしまう。
私が低いから子どもも低くなっちゃったのかも。
まずは親の自己肯定感を育もう
お母さん自身の自己肯定感が高まれば、自然と子どもの自己肯定感も高まっていくからね。
具体的にはどうしたらいいんでしょうか?
できるだけ否定語は使わずに肯定語の声かけを意識してみて。
「60点しか取れなかったの?」と声をかけるのと「前回のテストより取れたね!」と声をかけるのでは、どっちの方が次はがんばろうと思えるかな?
子どもの自己肯定感を高めるためにできること
カレーとかそういうのですか?
今日は何が食べたい?って聞いて好きなご飯を作ってあげるといいよ。
自分の食べたいと言ったものをお母さんが作ってくれた。今度はこれが食べたいと言ったらまた作ってくれた。
子どもにとってはそういうことが嬉しかったりするんだね。
マナブ先生に教えてもらって、私は家族に何が食べたいか聞くようになりました。
今日はお姉ちゃんの好きなもの。
明日は弟の好きなもの。
その次はお父さんの好きなもの。
自分のできる範囲で、
- 唐揚げ
- 春巻き
- えびグラタン
- オムライス
- 野菜炒め
など、作って食卓に並べるようになると
作ってくれてありがとう。
ママありがとう!
子どもたちがとても喜んで嬉しそうに食べてくれます。
それを見て私も嬉しくなり、
家族の中に少しずつありがとうと笑顔が増えていきました。
そんなことを続けていたある日、大好きなカツ丼を食べたあとに息子がキッチンに来て言いました。
そんな子どもの笑顔を見ていると、毎日の小さなことから自己肯定感は育まれていくんだなということを感じます。
ご飯に限らず、その子が望む小さな希望を叶えてあげること。
そんな嬉しい気持ちの積み重ねで、子どもの心は大きく成長していくのですね。
まとめ
子どもの自己肯定感が低いと感じたときに親ができることについて、マナブ先生との会話形式でお伝えしてみましたがいかがでしたでしょうか?
子どもの自己肯定感を高めようとはよく言われますが、まずは子どもを育てている親自身の自己肯定感を高めることがとても大切なのですね。
お母さんだけではなく、子育てをする人が
- 子どもの細かいところばかり見るか?
- 大きな視点で見るか?
ということを意識するだけでも、子どもは変わってくるといいます。
自己肯定感の低さは無意識のうちに世代間、親子間で受け継ぎまた次の世代へ引き継いでしまうそうです。
けれど、それに今気づいたのなら自分の番で幸せの連鎖に変えていくことはできるのです。
親はいつまでも、子どもの側にいることはできません。
自分がいなくなった後もずっと子どもたちの心をしっかりと守ってくれる。
自己肯定感は、大切な子どもたちに親が残せるいちばんのプレゼントなのかもしれません。
あなたの何かしらの気づきになれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
P.S.
肯定語の声かけや言葉の大切さについては、こちらの記事でも書いています。
合わせてご参考くださいね。