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シンデレラの物語に学ぶ幸せに生きるために大切な心の持ち方

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シンデレラのお話を知っていますか?

娘が幼稚園くらいの頃、プリンセスが大好きでよく一緒にディズニー映画を見ていたのですが、最近たまたまその実写版を見る機会がありました。

シンデレラの生き方、心の持ち方には、これから私たちが幸せに生きていくためのヒントがたくさん詰まっているように思います。

このことを知っていただくと、なぜ今悩んだり苦しんだりしてしまうのかが、なんとなく分かってくるかもしれません。

今回は、シンデレラの物語から私が学んだ「幸せに生きるために大切な心の持ち方」について、お話ししてみようと思います。

お付き合いくださいませ。

人間の本質をとらえたシンデレラの言葉

シンデレラの物語は有名なので細かい話は割愛しますが、

物語の終盤、シンデレラのことが忘れられない王子さまはガラスの靴を持って村中を探しまわり、とうとうシンデレラの家までたどり着きました。

そこで王子さまの前に現れたシンデレラが最後に言った言葉が、素晴らしかったのです。

シンデレラ
シンデレラ
国王陛下。私はプリンセスではありません。馬車もないし親もいない、持参金もありません。

その美しいくつが足に合うのかも分かりません。もし合えば、ありのままの私を受け入れてくださいますか?あなたを愛する村娘を。

王子さまは答えます。

王子さま
王子さま
もちろん受け入れる。
ありのままの僕を受け入れてくれるなら。まだ見習いの僕を。

そして、王子さまと一緒にお城に行くことになったシンデレラは、ずっと自分に意地悪をしてきた継母にこう言うのです。

シンデレラ
シンデレラ
あなたを許します。

この物語には、人間が生きていく上でとても大切なことが描かれています。

  • ありのままの自分でいること
  • ありのままの相手を受け入れること
  • 相手を許すこと

私もそうですが、それができなくて悩んだり苦しんだりしてしまう人がどれだけいるでしょうか?

ありのままの自分や相手を受け入れるということ

ありのままの自分でいることは、言葉でいうほど簡単ではありません。

少なくとも私はずっと、ありのままの自分を出せずに生きてきました。

私
嫌われたらどうしよう。
受け入れられなかったらどうしよう。

そんな不安や恐怖が常に心のどこかにあったからです。

でもそれは、子どもの頃の親子関係からくる思い込みや思考パターンのクセと繋がっていることを知りました。

そのことを知って受け入れて、やっと私はありのままの自分でもいいんじゃないかと思えるようになりました。

シンデレラとは”灰かぶり”という意味です。

意地悪な継母と娘たちにつけられたあだ名で、本当は「エラ」という名前がありました。

そんな状況でもシンデレラは、日々の小さな幸せを探しながら、ありのままの自分でいいと自分を信じてきたのです。

王子さまとシンデレラは身分が違うことを承知の上で、それでもお互いを受け入れると決めたのですね。

素敵なお話です^^

受け入れてもらえる安心感が自信につながる

これは、親子関係にも似ています。

子どもは常に親に対してどんな自分も受け入れてほしいと願っていますが、

特に反抗期には、反抗しながらも心の奥底で

  • こんな私でも受け入れてくれますか?
  • こんな僕でも愛してくれますか?

と、親の愛情を確かめていると言われています。

私が尊敬する児童精神科医の佐々木正美先生は、著書の中でこのように言っています。

全面的に受け入れてもらえるということは、ありのままの自分を認めてもらうということです。それは、子どもにとって自分はこのままでいいのだという安心感、つまり自信につながります。

十分に受け入れられて育った子どもは、それだけ他人を受け入れ認められる感性が育っています。

「抱きしめようわが子のぜんぶ」より引用

シンデレラの両親は先に亡くなってしまいましたが、それまでにたくさんの愛情と安心感を与えてくれたのですね。

受け入れ、受け入れられる。

そんな安心感があってこそ、大人も子どもも自分を信じてのびのびと自分らしさを発揮していけるのかもしれません。

相手を許すことは自分を許すこと

最後の場面でシンデレラは継母に「あなたを許します」と言いました。

それを聞いたとき、なんて素敵な心の持ち主だろうと感動しました。

シンデレラは、相手を許すことで自分もその荷を下ろし、解放されることを知っていたのでしょうか?

相手のことを「絶対に許さない」と言う人がいます。

人には言えないような過去があったのかもしれません。

許せないと思うほどのことがあったのかもしれません。

でも、心のことを学ぶようになって思うのは「許さない」というのは自分自身をも「許せない」ということなのです。

相手にもどうにもならない状況があったのだと許せたときに、自分も許せて心がラクになる。

相手を許すのは自分のためでもあるのですね。

壮絶なトラウマ体験を克服した奇跡のカウンセラー、中島輝先生は著書の中でこんなふうに言っています。

相手を許すかどうかを決めるのも自分次第。許すも許さないも自分の心一つなんです。

人間は不完全な生き物で、あなたもあやまちを犯します。

あなた自身があなたのあやまちも許してほしい。そうでないと相手のあやまちも許せないから。

また、こんなふうにも言っています。

相手を許すことができるから、自分が成長できる。新しい関係性が生まれる。

許すというのは大変なことです。
でも、許さないでイライラや葛藤を重ねて苦しむのは、相手ではなくあなた自身。

相手を許すのは、あなたの成長のためなんです。

「トラウマが99%消える本」より引用

私にもずっと許せなかった過去がありました。

でも今は自分に向き合ってきたことでその苦しみを手放すことができて、心がどんどんラクになってきています。

もしも許せない過去があるなら、許せない相手がいるなら、どうか恐れずに向き合ってみてほしいと思います。

まとめ:幸せに生きるために大切な心の持ち方

シンデレラの物語から学んだ、幸せに生きるために大切な心の持ち方についてお話ししてみましたが、いかがでしたでしょうか?

何気なく見ていた映画からこんなにも深いメッセージを受け取ることになるなんて、思ってもみませんでした。

心のことを意識して過ごしていたからアンテナに引っかかったのかもしれません^^

人は心の持ち方ひとつで不幸にも幸せにもなれる。

目の前に見えている現実を創っているのは自分の心だったんだと、やっと気づくことができました。

ディズニーの映画には、私たちにとって大切なメッセージが込められた素敵な作品がたくさんあると思いますので、お時間のあるときにでも見てみてくださいね。

あなたの何かしらの気づきになれば幸いです。

最後までお読み頂きありがとうございました。