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うまくいかない原因はタイプの違い?性格統計学で救われた夫との関係

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本当はこうした方がいいのは分かってる

でもどうしてもできない

頭では理解しているのに実際にはできないことって、ありませんか?

私はずっとありました。

夫とのことでは、かなり長い間悩んできた過去があります。

自分の自己肯定感が高まったことで家庭内のトラブルはかなり減って、

私が求めていた温かい家族関係が築けるようになりました。

それでも、子どもにはできるのに夫にはどうしてもできない。

私の中でずっと心に引っかかっているモヤモヤがあるのです。

自分の中の思考と心が一致していないから、頭ではわかっているのにできないんですよね。

だから私は、

私
心の奥深くではまだ許せていないのかも。
でも仕方ないよね、今はどうしてもできないんだから。

と思っていました。

ところが最近、性格統計学を学びはじめて私の心に変化が表れてきました。

自分でもちょっとびっくりしたので、今日はその体験をお話ししてみたいと思います。

弱っているときにうまく優しくできない


子どもが悩んでいるときや困っているとき、私はその気持ちを受けとめて寄り添ってあげることができます。

でも、夫にはそれがうまくできません。

もちろん愚痴を聞いたり、会社の悩みを聞くことは普通にできますし、

元気がないときに時間をとって話を聞いてあげることはできるのです。

でも弱っているときに、優しく寄り添ってあげることができませんでした。

どんな気持ちなのかと言われると説明するのは難しいのですが、

関係が良くなっても受け入れられない部分はまだあるんだな、と思っていたのです。

ずっと抱えてきた夫婦の問題


私は夫に対して、未だに「怖い」という感覚が少し残っています。

それは過去に、暴言や支配に苦しんだ経験があるからです。

今となればお互いに自己肯定感が低く、幼少期の親子関係が影響していたことも分かりますし、

それでも離れることができなかったのは、共依存状態に陥っていたということも分かります。

そんな状態から、子どもの不登校をきっかけに本気で夫婦の問題に向き合うようになって、

何年もかけてやっと今のような平穏な日々が訪れました。

夫もたくさん苦しんだと思いますし、私も少しずつ過去の受けとめ方が変わって、今はいい関係が築けています。

ただどうしても「怖い」という感覚は完全には消えないのです。

2日連続で寝坊した私


先日、こんなことがありました。

冬休みが終わって子どもの学校が始まったのですが、

休み明け最初の登校日なのに私が寝坊してしまって、朝からバタバタに。

ぼーっとした頭で「やっちゃった!」と思いつつ、朝の時間割が大事な夫に怒られるんじゃないかと、内心ドキドキしていました。

でも、夫は怒りませんでした。

私
あれ?怒らなかった。
そっか、もう怒らないんだ。

ふと過去の記憶がよぎってしまう私は、自分に言い聞かせるように何度か心の中で確認しました。

そして次の日。

朝から息子の部活があったのに、土曜日ということで気が抜けていた私は、またまた寝坊。

私
うわー、今度こそ怒られる!

でも夫は「気をつけて」と言っただけで、怒りませんでした。

私
あれ?2日連続でやっちゃたのに怒らなかった。
そっか、もう本当に怒らなくなったんだ。

今までは怒らなくなった現実を見ても、とっさに怖いと感じ、落ち着かない気持ちになっていたのですが、

「怒らなかった」「大丈夫だった」という体験を何度もくり返してきて、やっと今日「もう大丈夫なんだ」と思えたのです。

この感覚は、私の中ではとても大きいものでした。

会社のことで悩んでいた夫


「もう大丈夫」と思えたその日の午後、外出中の車の中で私は夫の悩みを聞いていました。

実は数日前から、会社のことで悩んでいて元気がなかったのです。

上司のやり方が気に入らないという話を聞いていたら、なんとなく納得できないんだなと感じました。

私
やり方というより、上司の考え方に納得ができないのかもね。

と言うと、夫は少し考えていました。

性格統計学でいうと夫は納得が大事なロジカルタイプ

自分の中で納得ができないから、やろうと思えないのかもしれないと思ったのです。

夫
そっか!仕事っていうよりそういう考え方がイヤだったんだ。
あー、分かった!

どこにモヤモヤしていたのかが分かってスッキリしたのか、夫は嬉しそうに自分の思いを話し始めました。

しばらく聞いていると夫の気持ちがだんだん前向きになってきて、これから何かをやりたいと思ってること、

今の仕事の何がイヤで、以前の仕事のどんなところが好きで、何が自分は嬉しかったのかを話してくれました。

そこに夫の喜びややる気の原動力があると思った私は、

私
それなら何かやるときは、そこを軸にするといいね。

その気持ちを常に真ん中に置いておくと何をするにもブレないし、逆にそれがないと、何をやっても満足できないんじゃないかな。

そして「アイデアはあるけど、まだ漠然としてて何からすればいいのか分からない」という夫に

私
やりたいことが漠然としててもまとまってなくても、全部紙に書き出してみるといいよ。

書いたのを眺めてるうちにアイデアが湧いてきたり、こうしたらいいかも!とか見えてきたりするから。

と、アドバイスしていました。

夫
そっか、なるほどね。
なんかやる気出てきた!よし、ノート買って帰ろう!

夫はノートを3冊買って帰り、その後もずっと楽しそうに過ごしていました。

もしかしてタイプが違うから?


今日はついアドバイスしちゃったなと思ったのですが、意外にも喜んでくれたことが驚きでした。

夫はただ話を聞いてもらうよりも、具体的にアドバイスをもらった方がスッキリして前向きになれるのかもしれません。

私は悩んでいるとき、アドバイスよりも最後まで話を聞いてほしいと思います。

ちゃんと向き合って聞いてほしいし、気持ちを分かってくれることが嬉しい。

だから人にもそうするものだと思っていたけど、夫と私は違う

「心が苦しいときに寄り添ってくれてありがとう」と言われたときに、

夫はこれで寄り添ってもらえたと感じるんだ!と目からウロコだったのです。

本当に弱っているときに優しく寄り添ってほしかったのは私の方で、

それを夫にできないと勝手に思いこんでいたのも、私なのかもしれません。

そんなことに気づいてみると、今までの色々なこともちょっとしたすれ違いでおきていたんだと、受け入れることができました。

夫が朝の時間割が大事なのも、計画的に自分のペースで動きたいロジカルタイプだから。

私は言い争いがキライで、大きな声や強い口調が苦手なピースタイプだから、怖いと感じやすい。

うまく言えませんが、「それでいいんだ」と思えたのです。

性格統計学を学んで起こった心の変化


ずっと心に引っかかっていた「夫に寄り添えない」という、自分でもよく分からなかった複雑な思い。

過去の体験から、反射的に「怖い」と感じてしまう瞬間。

関係がよくなっても、そこだけはなんだかモヤモヤしていて、この先も変わらないんだろうなと思っていました。

でも、

「もう怒らない、もう大丈夫なんだよ」と自分に言えた

私と夫は、してほしいこともかけてほしい言葉も違う

うまれもった性格が違うんだから、それはそれでいい

性格統計学に出会ったおかげで、そんな気持ちに変わったのです。

自分を知って、相手を知ることの大切さ。

頭では理解しているつもりでも、やっぱり自分で体験してみないと分からないものですね。

このまま学びを進めていったらどんな変化に出会うのか、自分でも楽しみです。

私の学びや変化の過程は、今後もこのブログでお伝えしていきますので、時々のぞいてみてくださいね。

あなたの何かしらの気づきになれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

  
P.S.

私が学んでいる「性格統計学」では、相手のタイプに合った伝わる言葉がけが分かります。

じつは自分や相手のタイプによって、響く言葉と響かない言葉があり、

合わない声がけでは、伝えたいことが伝わらないばかりか関係が悪化することも…。

よりよい人間関係を築くために、相手に響く「ほめ方・伝え方・かかわり方」を知ってみませんか?

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