最近よく耳にするようになった「自己肯定感」という言葉。
本屋さんでも、自己肯定感がテーマの本をたくさん見かけるようになりました。
自己肯定感とは、
どんな自分にも価値がある
私は大切な存在だ
と思える感覚のことです。
ありのままの自分を認め、肯定的に受け入れられる心の状態をいいます。
自己肯定感が高いと、心が安定し物事を前向きに受けとめることができます。
自己肯定感が低いと、自信がなく物事を消極的、否定的に受けとめやすくなります。
どちらがいい悪いではなく、自己肯定感がしっかりと育まれている方が、生きやすくなると思いませんか?
そこで今回は、
子どもの自己肯定感を上げたい!
子どもの自己肯定感を上げる方法を知りたい!
子育てのストレスやイライラを減らしたい!
という方に、私が学び実践中の「性格統計学」をご紹介します。
わが子に伝わる言葉がけで、子育てのストレスを減らし自己肯定感もアップする。
親子ともにハッピーになる「伝え方」を知って、役立ててみてくださいね。
性格統計学とは?
考案開発者は、株式会社ジェイ・バンの稲場真由美先生。
仕事上での人間関係やコミュニケーションの取り方に悩まれた経験から
16年間、延べ12万人の統計データを解析し、体系化されました。
人の性格を2軸で4タイプに分けて、タイプ別の特徴やタブーを知ることで
相手に合った伝え方やかかわり方が分かるというもの。
子育てや夫婦関係など家庭内のお困りごと、職場でのコミュニケーションのお悩みなど
様々な人間関係の改善にとても役立つメソッドです。
子どもとのすれ違いやストレスを減らすには
子どもの言動が理解できない
よかれと思って言ってるのに動かない
このままで本当に大丈夫か心配
成長とともに内容は変わっても、子育ての悩みや心配はつきません。
このような毎日のくりかえしで、子育てに自信をなくしてしまう人もいると思います。
子どもとのすれ違いやストレスを減らすには、どうしたらいいのでしょうか。
まず、とても大切なのは「親子でも価値観は違う」ということに気づき、認めること。
親子であっても、ひとりひとり生まれもった性格や気質は違います。
自分が普通にできることを、同じように子どもができるとは限りません。
お母さんにはお母さんのいいところ、苦手なこと、お子さんにはお子さんのいいところ、苦手なことがありますよね。
そんな違いがあるように、考え方や感じることも親と子では違ってあたりまえ。
大切にする価値観だって、じつは違うかもしれないのです。
「わが子であってもひとりの人間」と思えると、少し肩の力も抜けると思います。
でも実際には、言葉で言うほど簡単ではないんですよね。
私自身、そう思えるようになるまですごく時間がかかりましたし、
周りの人のお悩みを聞いていても、「違いに気づくことって難しいんだな」と感じていました。
そんな時に出会ったのが、性格統計学だったのです。
タイプ分けで理解しやすい性格統計学
自分と相手(子ども)との価値観の違いに気づくには、「知る」こと。
まずは自分を知る、そして相手(子ども)を知る。
その中で自分と相手との違いに少しずつ気づいていきます。
自分を知るって結構難しい感じがしますが、性格統計学は人を大きく3タイプに分けているので、目で見て理解しやすいです。
客観的に見ることができるから、タイプごとの価値観の違いがすっと受け入れやすい。
このタイプ分けのメソッドなら、親子の価値観の違いが分かりやすいかも!
さらに、違いを知った後には
「自分と違うタイプの子とどうかかわっていけばいいの?」という、具体的な方法まで分かります。
日々子育てに奮闘しているお母さんにとっては、答えを見つけたようなもの。
まずは自分を変えるのではなく「伝え方」を変えてみればいいのです。
とてもシンプルですが、実際に試してみるとその効果に驚くことも多いです。
大好きなお母さんにほめられて子どもも嬉しい!
子どもにちゃんと伝わってお母さんも嬉しい!
そんなハッピーな好循環で、親子一緒に自己肯定感を高めることができるのも、おすすめの理由です。
タイプ別の伝え方を実践してみた!
性格統計学のタイプ分けでは、私はピースタイプで娘がロジカルタイプ。
性格統計学を知る前は、私は自分が言われて嬉しい言葉で娘をほめていました。
たとえば、娘が女の子のデジタルイラストを描いて見せてくれたとき。
伝わっていなかったわけではないですが、娘のタイプに合わせてほめるようにしたら、今までよりも反応がいいのです。
ロジカルタイプの子は具体的にほめてもらうのが好き。
と言うと、
ここもね、こうしてこうして・・・
とすごく嬉しそうに、こだわりポイントを教えてくれました。
この時は「ほめたことがちゃんと伝わってる!」と思って、私も嬉しかったです。
同じ「ほめる」でも、タイプに合った言葉に変えるだけで、子どものモチベーションややる気をアップすることができるんですね。
その後も描き続けていた娘の集中力はすごかったです。
子育てのお悩みや自己肯定感アップに役立つ本
性格統計学を子育てに活かすなら、こちらの本がおすすめです。
小さい子向けのように感じますが、わが家の思春期の子どもたちにもしっかりと伝わっています。
お子さんとのかかわり方、ラクで楽しい子育て、親子の自己肯定感アップにぜひ役立ててみませんか?
P.S.
こちらの記事で詳しく紹介しています。よろしければ合わせてご参考ください。
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